こんばんは、ジップテニスアリーナ大宮の川田です。
それは、まだまだ暑い日が続いていた頃の話です。
娘のマイブームがCMソングを口ずさむこと。
特にハマっていたのがすき家の「うな牛」。
ある日のこと、家族で遠出をし車を走らせていると道沿いには風に揺れる「うな牛」ののぼりが。
その度に車内では大声で「うなうなぎゅうぎゅう うなぎゅうぎゅううな うな牛 すき家のうな牛」そして「うな牛、食べた~い」のループ。(独唱)
そんなもんですから、帰りには流石に私も口がすき家になってしまい、夕食はすき家で済ませることに。
渋滞に巻き込まれ、やっと家の近くのすき家に到着。
念願の「うな牛」をお店で食べるんだと興奮気味の娘。
店内で妻が注文をするためタブレットを手にすると「あ!」と声を上げました。
財布でも忘れたか?と思ったら、まさかの売り切れ。
娘に恐る恐る、その事実を伝えるとみるみる顔が曇りショックを隠せない様子。明らかに泣く準備が完了している。
妻の提案で牛丼をテイクアウトし、スーパーでうなぎを買って「かわ屋のうな牛」をすることに。もう、それしかない。
現実を受け止められない娘を何とか店から連れ出し、車に乗せたとたんに大号泣。
そして、納得しないまま家で食べた「かわ屋のうな牛」は涙の味がしたようです。
娘よ、これが人生ってやつなんだよ。
とは言え、親としては娘の喜ぶ顔を見たいもので、後日リベンジ。
テイクアウトですが、うな牛ゲットしました。
そしたら、この笑顔。
そんなに食べたかったのか~。
あー、なんかモヤモヤしていた気持ちが晴れたなぁと思っていたら、なんと「多い、食べられない」と残したのです。
こ、こいつ。
娘よ、これが人生ってやつか・・・。
※残りは親が責任を持っておいしくいただきました。